支部からのお知らせ

令和2年度を振り返って

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 会員の皆様におかれましては、日頃より支部活動にご協力いただき誠にありがとうございます。
 令和2年度はCOVID-19に始まり、最後まで振り回された一年だったように思います。その影響もあって支部活動も予定していた事業のほとんどが中止となってしまいました。そのような状況の中でもたつの市小学校車いす体験学習、新人発表説明会、中播磨・西播磨合同研修会、支部学習交流会(新人発表のみ)を行うことが出来ました。詳細は支部HPに掲載しておりますので一度ご覧ください。
 今年度の支部活動で大きく変化したことは、車いす体験以外の事業はZOOMを利用したオンライン開催となったことです。COVID-19の影響によって、人と触れ合う活動が制限される中では支部活動を対面で行うことはできませんでした。しかし、ZOOMを活用することによって、支部運営会議も行うことが出来ましたし、研修会や新人発表も行うことが出来ました。県士会、PT協会もオンラインの活用を勧めておりますので、COVID-19が収束しても必要に応じて活用が継続される方向です。実技指導が伝えにくかったり、通信環境により動画がうまく再生できなかったりなど課題もありますが、会場に集まらなくても研修会などの活動に参加できるのは大きな魅力だと思います。以前より西播磨支部は広域に会員が在籍しているため、勉強会や研修会、公益事業などのイベントを開催する時は集まりにくく、仕事を抜けて参加することが難しいと言った問題を抱えていましたので、オンラインを利用して支部事業を開催することで参加しやすくなるのではないかと期待おります。COVID-19が我々にもたらした影響は、家庭や職場に大きな変化をもたらしました。今までのやり方に固執していてはなかなか先に進むことはできません。これをきっかけとして支部活動の関わり方も良い方向に変化させていければいけないと感じております。もちろん支部会員同士が集まって行う事業も必要だと思いますので、会員の皆様と直接会うことができる日を楽しみにしております。それまでの必要な情報提供は、支部HPやFacebook、西結記などで行なって参りますので是非ともご覧ください。

 最後に会員の皆様にご報告がございます。私は今年度を持ちまして西播磨支部長を退任することになりました。西播磨支部の運営にはブロック時代も含めて、運営委員9年、支部長7年と合わせて16年間関わらせていただきました。特に支部長になってからは、「地域との繋がり」、「他職種との繋がり」、「会員間の繋がり」といった3つの繋がりをテーマに支部活動に取り組んで参りました。会員間の繋がりを作るために、メール連絡網の整備やホームページ、SNSを利用して支部会員に有意義な情報を届けられるようにしました。地域や他職種との繋がりに関しては、西播磨リハ職地域支援協議会を設立し、各自治体や地域住民の声を拾いながら、西播磨のPOSが一体となって活動できる場を作りました。まだ繋がりが充分なものとは言えませんが、これからの西播磨支部を担ってくれる皆様のきっかけになってくれればと思います。
 最近は暖かくなって勤務先の桜が咲き始めました。夜桜のライトアップも綺麗ですが、新春の日差しに照らされて光輝いて見える桜が私は一番好きです。「何も咲かない寒い日は下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」という言葉があります。COVID-19の影響で、何もかもが思うようにできない日々が続いています。しかし、そのような時こそ足元に目を向けて地道な努力を積み重ねることで、しっかりと根を伸ばすことができれば、やがて大きな花を咲かせることができるのです。今日の桜のように・・。この言葉を信じて地道な努力を続けましょう。きっと報われる日が来ると思います。
 会員の皆様と直接お会いすることなく退任してしまうのは心残りであありますが、一般支部会員に戻るだけで西播磨から離れるわけではございませんので、笑顔でお会い出来る日を楽しみにしております。
 最後になりますが、今まで支部活動の趣旨をご理解いただき、今後とも西播磨支部を支えていただきますようどうぞよろしくお願いいたします。
 会員の皆様、長い間本当にありがとうございました。

令和3年3月29日
西播磨支部長
峯 貴文

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

*